令和5年7月の理事会における稲津理事挨拶要旨

【稲津 久 理事(衆議院議員)挨拶要旨】
北海道の丁度真ん中に大雪連峰があり、北海道の屋根といわれていますが、浜田新副会長の新得町はこの一番東側にあり、そばなどで有名です。私が住んでいる芦別市はこの連峰の西側にあり人口1万2千人の山村で、私の選挙区もほとんどが山村です。
人口が減少している中でなんとかこの自治体の繁栄とか住民サービスを確保していこうということで大変苦労されているのがこの山村地域だと私も実感しています。かって私のまちも今の森林管理署、昔の営林署が二つあるということで基幹産業は正に林業でした。そういう環境で生まれ育って65年になりますが、こういう時に森林環境譲与税ができてくる中でこれを使えるということはとても大事なことだと思っています。篠原先生からのお話しの通り人口比率が入っておりまして、やはり少し考えなくてはいけないと思います。都市部の方と対立するつもりはありませんが、本来この税の目的というものをやはり多くの方々に知っていただいて、山を守り山村をしっかり応援していくことがこの日本の国土を形成していくことになるのだと私も実感しています。
党の税制調査会の副会長を務めていますが、昨年の与党の税制調査会の中でも私の方から人口比率については是非見直しを図るべきだと強く訴えております。党の中ではこれが少しオーソライズされて、今そういう方向で議論ができると思っておりまして、しっかり取組んでいきたいと思います。
皆様から種々のご意見やご指導をいただきながら共に山村振興に力を尽くしていきたいと思いますので、どうかよろしくお願い致します。