令和5年2月の理事会における徳大寺地域力創造グループ地域振興室長挨拶要旨

令和5年度の地方交付税については、令和4年度を上回る額を確保しています。辺地債、過疎債についても前年度を上回る額を確保しています。
地域おこし協力隊につきましては、令和5年度は2.1億円の予算を計上しています。昨年の秋に岸田総理からご指示をいただき、令和8年度に隊員を1万人にするという目標を掲げています。現状6千人余ということですので高いハードルですが、地域の皆さんにとっても大変重要なツールだと思いますので、我々としてもしっかり頑張ってまいります。
また、令和2年6月に「地域人口の急減に対処するための特定地域づくり事業の推進に関する法律」が施行されており、これに基づいて総務省としても、特定地域づくり事業協同組合を推進しています。現在全国に72組合設立されていますが、このうち50組合が振興山村の地域にあります。従って、皆様の地域でも非常に活用し易いものだと考えています。来年度の予算としては、内閣府計上ですが、前年度を6千万円上回る5.6億円を計上しています。総務省としても各地域への働きかけ、説明会を引き続き実施して参ります。
その他、過疎の交付金を8.5億円、情報通信に関する予算もしっかり確保しています。積極的にご活用いただきたいと思っています