山村活性化支援交付金は、非常に自由度の高い交付金であるが故に、地域の持つ実力や実態がその成果等に表れやすい性質を持ち、地域の抱える問題やその改善のための手法についての研究対象として優れたものと考えられます。
(一財)農村開発企画委員会では、農林水産省 地域振興課 調査調整班等の協力を得ながら、山村活性化支援交付金事業の各種事例の検証を通じて、山村地域に欠けているもの、山村地域が本当に必要としているものについて調査してきました。
その結果、地域の持つ実力を左右する要素として浮かび上がってきた、地域の「マインド」と「思考スキル」に着目し、それらの養成強化を図るため、科学的な知見に基づき分析・構成した研修プログラムを開発しました。
従来よく開催されてきた、「自己啓発的」な研修や「事例紹介的」な研修とは一線を画す研修となっています。
【日時】 平成30年1月9日(火)~11日(木) 【3日間】
【会場】 東京都内(馬事畜産会館を予定)
【主催】 一般財団法人 農村開発企画委員会
【参集範囲】 市町村役場職員、地域で事業に取り組むリーダー等
(山村活性化支援交付金実施地区に限りません)
【最低催行人数】 20名
【研修内容】
山村活性化支援事業等の事例研究等から導き出された地域振興に大きな影響を及ぼす要素・要因(マインドと思考スキル)の改善を主目的とし、心理学の基礎理論を応用したマインドの強化や論理的な題解決法の習得等による、ビジネス感覚を有する地域の指導者層の養成。
【その他】
現在、詳細な事業実施に向けての詰めを行っています。参加費用等については、高度な研修であることから一人あたり3日間で10万円程度となると見込んでいます。
研修効果を地元に戻っても持続的に発揮させるためにも、1地区から複数の方が参加されることが望まれます。
【申し込み方法】
(一財)農村開発企画委員会に直接ご連絡を頂くか、研修事業の詳細が確定次第、山村活性化支援交付金事業実施市町村にはご案内のダイレクトメールを送付させて頂く予定です。
【お問い合わせ】
ご質問等は、メールか電話にて下記までお問い合わせください。
一般財団法人 農村開発企画委員会 谷澤(たにざわ)
E-mail:i_tanizawa@rdpc.jp
TEL:03-3297-5541