全国山村振興連盟メールマガジンNO175
2022.5.16
全国山村振興連盟事務局
- 「これからの農業・農村政策の方向性」に関する講演資料
農林中金総合研究所調査第1部主事研究員 石田一喜氏から、「これからの農業・農村政策の方向性に関する論点の整理」という資料をいただきました。これは石田氏が農業団体の会議での講演資料として使用されたものですが、大変有益なものと感じられましたので、事務局から石田氏にお願いして、会員の皆様にメールマガジンで送付し、併せてホームページに掲載することを了承いただきました。
石田一喜氏は、東京大学農学生命科学研究科博士課程卒業の後、2013年に農林中金総合研究所に入社して現職におられます。農業現場に通い、農業の人手不足に関連した調査研究を担当される中で、特に「特定地域づくり事業協同組合」に着目した実態調査や研究を進めてこられました。
資料においては、農業地域の人手不足と地域課題の解決について、
- 受援力の向上
- 特定地域づくり事業協同組合制度の概要
- 特定地域づくり事業協同組合制度活用の現状と課題
―半農半Xをどのように考えていくか
- 農地利用に関する研究 ―企業参入に注目して
等の内容となっています。
なお、農林中金総合研究所が発行する「農林金融 2022年6月号」には、「農村における仕事づくりの実践 ―農業及び特定地域づくり事業協同組合制度に着目して」というタイトルで、詳細にわたって論じられた石田氏の論文が掲載されていますので、併せて参考にしていただければと思います。
2022420 報告資料(三水会、農中総研 石田)