令和2年2月の理事会における金子理事挨拶要旨

【金子恭之 理事(衆議院議員)の挨拶要旨】
私は、自民党の山村振興特別委員長も務めていますが、今日早朝8時から自民党本部で山村振興特別委員会を開催させていただきました。令和2年度の山村振興に係る予算の概算決定についての報告を受けるとともに、中谷会長は勿論ですが、竹﨑会長代行をはじめ全国山村振興連盟を代表する5名の町村長副会長にもご出席いただきご意見を賜りました。

ここにおられる超党派で山村振興法を改正して5年になります。かなり色んな面で各省庁頑張っていますが、まだまだ不十分なところもあります。しっかりとその部分を皆さんの要望を聞き、受け止めながら、役所の皆さんにも頑張っていただき、我々も超党派で頑張ってまいりたいと思います。

以前ここで、山村活性化支援交付金を4年にするお願いをするというお話をしました。4年に延長することはなかなか難しくて、1地区1千万円限度、3年間ということで実施しています。市町村においては1年目に計画を作って、実質2年間やらなくてはいけないため結果が得づらいということでした。後ほど説明があるかも知れませんが、山村活性化支援交付金を使う前に農山漁村振興交付金あるいは中山間地農業ルネッサンス事業で計画策定をお手伝いしていただけるということですので、これを合わせることによって3年間でしっかりと成果を出していただけると思います。この交付金を活用して商品開発、商談会、マッチングも順調に進んでいますが、皆さんの要望で実現した予算ですので大いに活用いただきたいと思います。

私は、先日補正予算審議の予算員会において質問させていただきました。
最近の災害は激甚化し頻発する中で、原形復旧ではなく改良復旧とすべきであるということを申し上げました。政府からもこのことはしっかりとやっていくとの答弁をいただきました。来年度で終了する防災・減災・国土強靱化事業についても令和3年度予算でもしっかり確保するという答弁を総理からいただきました。

山村地域は脆弱な中で災害がひとたび起これば孤立化してしまうような中で大変ご苦労いただいていますが、一致結束して安心して暮らせる山村地域を作るために頑張っていきたいと思います。