令和2年2月の理事会における佐々木理事挨拶要旨

【佐々木 隆博 理事(衆議院議員)の挨拶要旨】
立憲民主党の佐々木です。私は北海道の出身です。北海道はご案内存知のように、四国、近畿、山陰、東北など全国各地から沢山の人々が入植して来ています。私のルーツは宮城県の登米市で、そのうち訪ねたいと思っています。

私はずっと農林水産委員会に所属していまして、ずっと言い続けていることがあります。それは業が良くなれば地域が良くなるといる神話はもうそろそろ卒業しなければならない、村は村としてどうしていくのかということをしっかり政策として組み立てなければいけない、ということをずっと言い続けていましたら、この頃は自民党の皆様方にも大分同調していただける方々がおられまして、いわゆる中小都市、地方ということに視点を置いた政策も少しずつ頭を出していただけるようになりました。

そのような中で、森林環境譲与税あるいは人口急減地域対策はいずれも産業対策としてではなく村対策、町対策であります。町をどうやって作り上げていくかという趣旨のものであり、是非皆様方のお知恵をいただきながら、我々もよりよい法律を作っていくためにしっかりと頑張っていきたいと思っています。

外国に過疎という言葉はないそうです。今日も最も美しい村連合のメンバーの方もお出でですが、ヨーロッパを訪ねるとそういう風景にあちこちで出会って、そこで過疎について尋ねるとそれは何のことだと問われるくらいです。どこの地域でもしっかりと定住ができる、あるいは起業ができるという仕組みを作っていくことが大切だと思います。今ある色んな新しい仕組みの中でそういったものを駆使して地域に定住ができるそんな仕組みを作るために与党の皆様方ともしっかりと協議させていただきたいと思っています。

山村振興のため、少しでもお手伝いできればと思っています。