平成31年2月の理事会における松本地域振興課長挨拶要旨

【松本雅夫 農林水産省地域振興課長 挨拶要旨】

農林水産省の施策ですが、山村専門の山村活性化支援交付金は7億8千4百万円を計上しています。その他、中山間地農業ルネッサンス事業として440億円、中山間地域等直接支払交付金として263億円を政府予算案に計上しています。

山村活性化支援交付金を使用してこれまで初めて実施する山村専門の商談会として来週2月19日から22日まで東京ビッグサイトにおいてバイヤーと山村のプロダクトを結びつける商談会(「山の恵マッチング」)を開催します。現時点で50件を超える個別の商談会がその場で実施されます。会場の外で実施するWeb上の商談会を加えると70以上の個別の商談会が行われます。これを是非成功に結びつけて、プロダクトの流れにしっかり変えていき、山村の所得と雇用を増大させていきたいと思います。

先生方のご尽力をいただき、山村振興税制の2年間の延長が認められました。これを活用するためには山村振興計画に「産業振興施策促進事項」を盛り込んでもらう必要があります。現時点まで15市町村でこのような盛り込みがなされていますが、この輪を広げていただいて山村振興税制のさらなる活用をお願いしたいと思います。