平成30年11月の通常総会における小里農林水産副大臣挨拶

【小里泰弘 農林水産副大臣 挨拶】

小里泰弘 農林水産副大臣
小里 農林水産副大臣

本日、全国山村振興連盟の通常総会の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げます。本日御列席の皆様方には、日頃から、山村振興行政に対し御理解、御尽力を賜り、厚く御礼申し上げます。

本年は、7月豪雨、台風、北海道での地震災害と、大きな災害が相次いで発生いたしました。被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。これら災害への対応としまして、「7月豪雨や北海道胆振東部地震等の災害への対応」につきまして政府一丸となって取り組んでいるところですが、農林水産省といたしましても974億円の第一次補正予算を計上したところであります。

振興山村は、我が国の3%の人口で林野面積の約6割を支え、水源のかん養はもとより土砂災害や水害の抑制など、防災面から国民の安全、安心で豊かな生活の実現に重要な役割を果たしています。
これまでの皆様の御尽力により、山村における生活環境等の整備は進んでまいりましたが、人口減少や高齢化など、山村を取り巻く状況は厳しさを増しており、災害に強い国土づくりを進める上でも、一層強力に山村の振興に努めていくことが重要と考えております。

さらに、振興山村での雇用と所得を向上し定住促進を図るため、収益性の高い農林水産物の生産・販売や6次産業化の展開、都市との交流や移住・定住の促進、ジビエの安定供給・需要拡大など、地域の特色を活かした多様な取組を引き続き積極的に支援してまいります。

また、長年、山村の悲願であった森林環境税につきましては、皆様の熱意と尽力により、平成31年度に創設する方針が決定しました。引き続き、その関連法案の制定や「新たな森林管理システム」の円滑な導入に向けて、しっかりと対応していきたいと考えております。

今後とも、山村の振興に向けて、これら各種施策の充実を図りながら、全力で取り組んでまいりますので、皆様方のより一層の御支援、御協力をお願い申し上げる次第です。

結びに、全国山村振興連盟の益々の御発展と、本日ご臨席の皆様の御健勝を祈念いたしまして、御挨拶といたします。