【長谷川貴彦 国土交通省地方振興課長 挨拶要旨】
国土交通省としては、山村振興に向けて、道路などの基本的なインフラ整備、河川事業などによる安全確保、地域交通の関係、住まいの関係といった幅広い分野で取組みを進めさせていただいています。今日配布されている参考資料を後程ご覧いただければ予算関係の数値も示されいます。例えば、柱となります社会資本整備総合交付金、防災・安全交付金については、それぞれ8,940億円、1兆1,057億円の予算を計上しています。
またこの他、デマンドバス、コミュニティタクシーなどの運行・整備費用、あるいは「小さな拠点」を形成するリフォームの費用等についても予算を計上しています。
また、目新しいものとして、こうした従来からのインフラ整備に加えて、新技術のの活用といったものも山村地域においても進めていきたいと考えています。
一つ目は、大臣直属の組織を省内に設置して、自動運転技術を活用して道の駅から周辺の集落まで自動交通のシステムを活用しようという研究の取組みを進めています。
実証実験といったものを今後進めていく予定にしています。
もう一つは、ドローンの関係で、ドローンを使った買い物支援というようなことも既に社会実験を開始しています。
こうした新技術の活用を含めて引き続き山村振興に向けて取り組んでまいりたいと考えています。