【衆議院議員 金子恭之 先生 挨拶(自由民主党山村振興特別委員会委員長)】
皆さんお早うございます。只今ご紹介にあずかりました、自由民主党山村振興特別委員長の金子でございます。
働きが足りないのでもう1年やれということで、昨年に続きこの委員長職を務めるにことになりました。引き続きよろしくお願いしたいと思います。
昨年、山村振興法の拡充・延長をさせていただきました。その時の同志であり、超党派で山村を皆で守っていこうではないかと取り組んできた先生方もいらっしゃいますが、その時の取りまとめ役にいたということで、代表してのご挨拶であると思っています。
私の出身は熊本県でございます。今回、熊本地震での大きな災害、その後の豪雨災害と続けざまに災害がありました。全国の山村地域からも暖かいご支援を賜りました。心より御礼申し上げたいと思います。今年は沖縄から北海道まで本当にいろんな災害が発生したわけでありますが、その時も皆で支え合っていくということでありますが、何分、山村地域は社会インフラが未熟であります。その地域に行くのに一本しか道がない。それが崖崩れしてしまって不通になり孤立集落ができてしまうという状況もございます。そういう意味で、山村振興法に基づいてインフラ整備もしっかり進めていかなければいけないというふうに思っております。
今度の改正山村振興法には地域内発的、地域の特色を活かして産業を振興していく、あるいは、介護サービスを含めて地域住民の福祉の向上に努めていく、ということも規定されています。
昨年度から、皆様方からの要望に基づいて、山村活性化支援交付金という、地域の特色ある事業を支援するためのソフト事業が導入されました。初年度の昨年度は7億5千万円、今年度も7億5千万円の予算が計上されました。私の地元、竹﨑会長代行のところ、また、今日お見えの皆様方のところでも手を挙げたところがありますが、残念ながら昨年は様子見のところもあり、あるいは市町村でソフト事業を立ち上げるのは非常に大変だというところもありまして、国や都道府県が協力しながら支援していくということであったわけでありますが、残念ながら昨年度は余してしまったわけであります。最初に手を挙げていただいた皆様方の成果、取組み状況が分かって、今年はかなりの問合せがありました。もう待機待ちの状況でございます。来年度の概算要求では10億円の要求を行っているということですので、山村地域で使い勝手のいい、さらに地域のためになる事業を推進するため、議員皆で一緒に予算獲得に向けて頑張っていきたいと思います。
3パーセントの人が日本国を支えているのだという誇りを持って、我々は皆様方とともに頑張っていくことを御誓い申し上げてご挨拶をさせていただきます。