【自由民主党 衆議院議員 田所嘉徳 先生 挨拶】
皆さんお早うございます。自由民主党山村振興特別委員会副委員長の田所嘉德でございます。山村振興に非常に熱心な同志の先生方が大勢お見えでございますが、山村振興特別委員会の委員長が決まっていませんので、役職柄一言ご挨拶させていただきます。
ここに、全国各地で山村振興に携わっておられる市町村長や関係者の皆様方が一同に会しまして、山村振興法改正・延長実現総決起大会が盛大に開催されますことに、心よりお祝いを申し上げます。
来年3月に期限を迎える山村振興法ですが、昭和40年の制定以来、これまでに5度の延長・改正が行われており、関係者の皆様が様々な努力を重ねてこられた中で、生活環境や社会基盤の整備など着々と成果をあげておられ、山村での暮らしが大変改善されていると思います。
一方で山村においては、引き続き少子化あるいは高齢化、過疎化といった流れは止まっておらないわけでありまして、さらには自然災害やあるいは鳥獣被害の激化等、今日的な課題が様々発生しております。山村の効用は、山村域内の人々の暮らしのみならず、国民全体の暮らしに大きな意味を持っているわけでありまして、その多面的な機能は大変重要であると考えています。
この機能は、国土の5割、森林の6割を占める振興山村地域の皆様方や、この山村地域の活性化を進めてこられた関係者の方々のご苦労とご努力によって、これまで営々と発揮されてきたものがあります。今後の日本の将来、次世代のためにも山村地域を豊かに育むべく、今回も山村振興法の延長・改正に取り組んでいかなければならないわけであります。
今朝8時15分から、金子会長をはじめここにお集まりの皆さんの代表である役員の町村長さんにご出席いただき、ここにご出席の議員の皆様もお集まりの中で、自民党の山村振興特別委員会を開催させていただきました。
地域の実情に基づく様々な要望をいただき、それを踏まえて議論をさせていただきました。今後、法改正内容の論点を洗い出しまして、条文を策定してまいります。そういう中でしっかりと地域の皆様方の意向を踏まえての改正を実現したいと考えております。皆様方の温かいご支援をお願い申し上げます。
本日お越しの皆様方が引き続き山村振興にお取り組みいただきますように心よりお願い申し上げまして挨拶にかえさせていただきます。