【諏訪幹夫 林野庁山村振興・緑化推進室長長 挨拶要旨】
森林環境譲与税につきましては、今年度から人工林の比率が高まった新たな譲与基準により、また、金額も満額の600億円が配分されます。また、森林環境税の徴収も各地域で始まっています。配分でありますとか、徴収でありますとか、今年度は新たなステージなっています。各地域において森林整備やそれに役立つものしっかり使っていただくことをお願いしますとともに、林野庁においては優良事例とか、上下流、都市と地方の交流の事例を含めてしっかり発信できるよう取組んでいきたいと思っています。皆様はHPで取組み事例等を発信していると思います。効果があるのだということを、林野庁でも頑張って発信しますが、皆様におかれてもしっかりと発信していただきますよう改めてお願い致します。
来年度予算につきましては、公共事業である森林整備事業・治山事業を頑張って確保していますが、非公共事業についても、先程、製材工場の話しがありましたが、そのようなもの、木材利用を含めてしっかり取組んでいきたいと思っています。また、通常の公共事業だけでなく、地域の住民の方々が一定人数まとまっていただいて山村活性化のために森を活用する事業、これも山村振興の一環だということで予算を確保しましたので、こういうものもしっかり活用しながら山村地域の振興を皆さんと協力しながら頑張っていきたいと思っています。