令和6年11月の山村振興法改正・延長実現総決起大会における日本維新の会衆議院議員和田先生挨拶

【日本維新の会 衆議院議員 和田 有一朗 先生 挨拶】
日本維新の会の衆議院議員 和田有一朗 です。本日の山村振興法改正延長実現総決起大会、本当にお目出度うございます。
私は兵庫県の県会議員を5期務めてから衆議院の議席を預かりました。私の選挙区は神戸市のど真ん中ですまさに都市部です。維新と言えば皆様ご承知のとおり都市部に基盤を置いた政党というふうに感じられることが多いと思います。ですから、山村のことが都会の人に分かるのかな、維新の人に分かるのかなというふうに思われるかも知れません。
私は兵庫県議会議員5期の中でつぶさに現場を見て回りました。限界集落の沢山ある山村をはじめ、現状というものは勉強をさせてもらったつもりでございます。
そんな中で、今回の法改正を推し進めなければならないと考えた時に、先程来先生方からお話しにあったように今までの延長ではいけない、これからの新しい時代に合った新しい時代の価値観にあった改正が必要だと私も思っております。それは単純に今までのような考え方で山村に住むことはハンディであるとか、しんどいことだとか、そういうことではなしに、2地域居住であったり、新しいインバウンドからはじまる観光の部分であったり、そういったことを踏まえながら、若い人、新しい人々を都市部から受け入れていく、さらに都市部と山村というものは何も対立するものではなく、どちらかが引っ張りこむものでなく補完しあう共存するあり方という価値観の中で作っていかなければならないのではないかと私も実は思っているところでございます。
今日いただいた資料を見ていたら、こういうくだりがございました。「今回の法改正では、このような山村の役割・価値を国民全体に向けて発信することが必要である。」やはり、これがこれからのキーワードになるのではないかと、私都心に住む、都市の政党の人間だからこそ、逆にそう思えるところでございます。
色々な考え方がございます。難しいハードルもございます。私ども皆さんと協力して、山村というのは日本にとって私達の財産であり、山村を守ることが国を守ることにつながるということでございますので、共に手を携えて働かせていただきたいと思います。頑張ってまいりましょう。ありがとうございます。