【山本恵太 農林水産省地域振興課長 挨拶要旨】
二点ご案内させていただきます。お手元に2種類の資料を配布させていただいています。
まず、「山村活性化対策」という資料です。この山村活性化支援交付金は前回の山村振興法の改正の際に創設したものです。助成が一地区当たり年間1千万円の3年間、全額国費、100%補助となっており、非常に手厚いものとなっています。今年度の募集は終了しましたが、来年度も引き続き予算を要求する予定ですので、まだ活用されていない市町村におかれては、首長さんの主導で活用していただければと思います。
次に、「山の恵みマルシェ」という資料です。昨年初めて開催したものです。11月に都内のショッピングセンターで開催しました。全国22地域から出店をいただいて4日間実施し、来場者数は1,560名、売り上げが約270万円となっています。先程紹介した交付金で開発した商品のみならず、振興山村の二次産品等も出店可能となっています。出店料は、非常に廉価に設定されています。これから募集を開始し、締め切りが8月16日となっています。是非、出店をご検討いただければと思っています。開催時期は11月14日から17日までとしています。本来であれば、当連盟の理事会、総会の時に合わせて開催したかったのですが、会場の都合で総会の一週間前くらいになりました。出店いただくとともに、時間があればご来場していただければと考えています。
最後になりますが、去る6月5日に食料・農業・農村基本法の一部を改正する法律が公布・施行されました。これに基づき、基本計画を作って、山村地域を含めた農村地域の振興を図ってまいる所存ですので、皆様におかれましては、是非、ご理解とご協力をお願いします。