令和6年2月の理事会における宮下副会長挨拶要旨

宮下一郎 副会長(衆議院議員)挨拶要旨)】
能登半島地震でお亡くなられた皆様のご冥福をお祈りするとともに被災された方にお見舞いを申し上げます。国を挙げて今こそ復旧・復興に取組んでいかなくてはなりません。あらためて国土強靱化、防災・減災の特に防災が非常に重要であると感じたところであります。
森林環境譲与税の譲与基準が見直され、また6年度から100億円が上乗せされることになっており、この点は非常に良かったと思います。それに限らず様々な形で山村をどうバックアップしていくかということが大事だと思います。
私も昨年9月から農林水産大臣をさせていただき、あらためて山村の魅力、その大切さを非常に強く感じました。海外からのインバウンドの方々もほぼコロナ前に戻ったという話ですが、これからもどんどん海外からも多くの人に訪れていただき、人口の減少を乗り越えて持続的に発展する日本を作っていく、その時に、既存の観光地は容量一杯ですからこれからは山村を含めて中山間地域が多数の皆さんを受け入れていただく、そういった時代にしないといけないと勿体ないと感じています。
昨日は「中山間地農業を元気にする委員会」が開かれ、そういう実例も紹介されました。
また、今朝は自民党の山村振興特別委員会が開催されましたが、様々な取組みが始まっていると感じました。
これから山村振興法の改正に向けても多くの様々な知恵を集めてさらに山村から日本を元気にしていく。そしてカーボンニュートラルという意味で林業もさらに元気にする。都市部でどんどん木造のビルを造る、土木構造物などにも木材を使い、そしてCO2を吸収してもらう。そういうことで地球全体を救う。そしてそれをクレジットにすれば山村に金が落ちる。こういったことでしっかり頑張っていくことだと思います。皆さんとともに頑張りますのでよろしくお願いします。