【衆議院議員 金子恭之 先生 挨拶(自由民主党山村振興特別委員会委員長)】
皆さんおはようございます。
ただ今ご紹介をいただきました自民党山村振興特別委員長の金子でございます。
本日、全国山村振興連盟総会が盛大に開催されますこと、誠におめでとうございます。
本日は、前全国山村振興連盟会長の宮腰先生、当連盟副会長の吉野先生、理事の谷先生をはじめ山村振興に日頃から非常に熱心に取組んでおられる先生方大勢お見えいただいていますが、国会議員を代表してご挨拶を申し上げたいと思います。
全国山村振興連盟中谷会長をはじめの市町村長、関係団体の皆様方にはそれぞれの地域で山村振興に取組んでいただいています。心より感謝を申し上げたいと思います。
本年は、全国各地で大変大きな災害、豪雨災害、19号をはじめとした台風災害、地震、もあります。そういう災害の中で、多くの被災された市町村の皆様方には心よりお見舞いを申し上げます。これら最近の災害を見たときに、激甚化し、想定外のことが起こっているわけでございます。
国土の5割を占める面積を、そこに住んでいる3%の皆様方で守っていただいているということで、山村振興の重要性ということを皆様方とともに我々も実感しているところでございます。
こうした中、5年前に山村振興法の改正が行われ、その時、ハードだけでなく、使い勝手のいいソフト対策を是非創設していただきたいということで、山村活性化支援交付金ができたわけでございます。ここに参集の皆さんのご努力により、全国190を超える地区において取組みをいただき、それぞれの地域の特産品として商品化されたものもあります。なお、この交付金の予算の中で、それぞれの地域から出てきた特産品を都市部のバイヤーとを結びつける商談会「山の恵みマッチング」ということでを昨年から始まりました。先日、東京ビックサイトで行われまして、その商談会に私も出かけてまいりました。直接の面談の他、インターネットに掲載されたものをインターネットを通じて商談成立というものも沢山あるようでございます。今日も、そういう資料が配布されていますが、まだ活用されていない市町村においては、皆様方が作りだした制度ですから是非活用いただきたいと思います。
最後になりますが、これも皆様方の長年の懸案でありました森林環境税及び森林環境譲与税が導入され、今年9月から譲与税の譲与がはじまりました。皆様方のご尽力によりこの制度がしっかり有効に活用されるよう、これからが勝負だと思いますので、皆様方とともに努力していきたいと思います。
引き続き、山村に住んでいる人々の生活を守っていくために、さらに経済を盛り上げていくためにも、我々山村振興に関係する国会議員が一丸となって頑張ってまいりたいと思います。
これから、補正予算、税制改正、当初予算の編成ということで一年で皆さんにとって一番重要な時期を迎えます。皆様方の意を体してしっかりと頑張っていくことをお誓いし申し上げて私からのご挨拶とさせていただきます。本日はおめでとうございます。