山村振興通信NO25(全国山村振興連盟都道府県支部・会員の皆様へ)
2019.4.19
全国山村振興連盟事務局
- 「IoTを活用した鳥獣害対策とジビエ産業による地域活性化」の実証実験について
千葉県木更津市とNTT東日本は、3月28日、木更津市を「地方版スマートシティモデル」とすることを目指して、「ICTを融合した持続可能な街づくりに向けた共同実証実験」を行うこととすると発表しました。
この共同実証実験では、①鳥獣害対策のほか、②観光、③防災、④福祉に関して、最先端のICT技術を活用した街づくりのモデルを構築し、それを全国に発信していくことが目指されています。
その第1弾として、「IoTを活用した鳥獣害対策とジビエ産業による地域活性化」の実証実験が行われることとなりました。
これは、木更津市で特にイノシシ被害が生じている矢那地域において、①赤外線センサー、②ネットワークカメラ、③自動給餌、④地理情報システム(GIS)といった
技術を組み合わせて効率的なイノシシ捕獲を実証しようとするものです。
その上で、獣肉処理加工場において食肉加工を施した上で、消費者に販売しようとしています。
木更津市は当連盟の会員ではありませんが、こうした取組が成功して全国のモデルとなり、山村地域の活性化につながることが期待されます。
この実証実験について、ご参考までに報道発表資料を添付しておきます。
2019.04.17ICTを活用した鳥獣害対策