改めまして皆さんこんにちは。
金子会長を筆頭に超党派の先生方としっかり手を合わせて山村振興法の10年延長ができました。また、単なる延長ではなく、新しい山村の持つ価値がしっかりと盛り込まれたことは大変意義のあることだと思います。
実質的に山村を豊かにしていく、その責務があるということで、しっかり働いていきたいなというふうに思っています。
自民党に社会機能分散型国づくり推進本部があり、その役員をやっていますが、今新地方創生本部と一緒になって、新しい法律を準備しようという議論をしています。南海トラフの被害をいかに減らすかということもありますが、特に首都直下型地震とか富士山の噴火とかに対し、日本は大変脆弱な状況になっている。東京・埼玉・千葉に人が集まっている状況は非常に危険だということで、何かあった時に、これを助けに行けるバックアップに行ける。地方の拠点がバックアップする機能を担う。そういう国づくりに大転換していこうということです。
そうすれば、何があっても、駆けつけられますし、機能が失われず持続可能な活動ができる。そういうことで、若い人が地方の拠点に住みながら、行ったり来たり、まさに二地域居住的な生活をしていく。そうすれば、子育て環境も都会の狭い住まいでは子ども2人、3人のはとても無理というような状況も解消できるというふうに思っています。
森林環境譲与税も本格実施・運用が始まりました。都会の皆さんもこれを活用していただきたいと思います。
森林の意味を学ぶ森林環境教育の場、農林水産体験をしていただく場とかということで、教育という面でも山村の果たすべき役割はますま大きくなっていると思います。そういう交流の中で、日本全体を元気にしていけたらと思います。
今後ともよろしくお願いします。