自由民主党山村振興特別委員会(委員長:金子恭之 衆議院議員)が、平成28年2月19日(金)午前8時から自民党本部701号室において、「平成28年度山村振興関係予算概算決定等について」を議題として開催された。
全国山村振興連盟からは、竹﨑一成 会長代行他5人の副会長及び岸 廣昭 常務理事が出席した。
山田俊男事務局長の司会により議事が進められ、最初に 金子恭之 委員長の挨拶があり、ついで、宮腰光寛 全国山村振興連盟会長及び西川公也 農林水産戦略調査会長から挨拶があった。
議事に入り、関係省庁から「平成28年度山村振興関係概算決定等について(説明資料)」に基づき、概算決定の内容等について説明があった。
続いて、竹﨑会長代行及び松島副会長から山村活性化支援交付金の予算が確保されたこと、森林環境税について一定の方向づけが行われたことについて謝意を表するとともに、鳥獣被害防止総合対策をさらに充実していただくよう要望を行った。
その後、①土砂災害防止対策、②鳥獣被害防止対策、③医師の確保対策、④総務省の地方財政措置による森林吸収源対策500億円の内容、⑤木質バイオマスの活用、⑥地域のリーダーの育成策、⑦山村活性化支援交付金の活用等について質疑が行われた。
なお、平成28年度山村振興関係概算決定額については、2月15号の山村振興情報に掲載していますが、当日配布された資料に含まれているその参考資料の一部を本号に掲載します。掲載する資料は次のとおりです。
〇 山村活性化支援交付金により取組を行っている主な地域資源の例
〇 鳥獣被害防止総合対策交付金
〇 林業の成長産業化・森林吸収源対策の推進
〇 携帯電話等エリア整備事業
〇 情報通信基盤整備推進事業
〇 地域おこし協力隊の拡充による地域への人材還流の推進
〇 公立学校施設整備費、へき地児童生徒援助費等補助金、健全育成のための体験
活動推進事業、青少年の体験活動の推進
〇 少子化に対応した活力ある学校教育への支援策
〇 廃棄物処理整備事業、指定管理鳥獣捕獲等事業他