令和6年10月の理事会における山本地域振興課長挨拶

山本恵太 農林水産省地域振興課長 挨拶要旨】
私から3点ご案内させていただきます。
まず、「山村活性化支援交付金」につきまして、令和7年度に向け、概算要求を行っているところです。
「山村活性化対策」という表題の資料をお配りしていますが、この交付金は、年間1千万円までの定額で最長3年間の非常に手厚い支援策であり、地域資源を用いた新商品の開発により地域資源の生産や販売を後押しし、雇用創出や所得向上に資するものです。
本年7月に、令和元年から5年度までに完了した事業について、フォローアップ調査を実施させていただきました。
その結果を見ますと、7割の事業主体において、「地域資源の価値を再評価できた」、「需要が増加した」との回答があり、地域への影響について「地場産業の振興が図られた」、「地域の再評価に繋がった」との回答も約7割に達しました。
こういった成果が期待出来る交付金であることからも、特に、未だ、本交付金を活用していただいていない地域におかれましては、ぜひ、市町村長さまの強力な主導力を発揮いただき、活用について検討を進めていただきますよう、よろしくお願いいたします。
次に「山の恵みマルシェ」についてです。来月、11月14日~17日に江東区のアリオ北砂店で一般消費者向けの販売会「山の恵みマルシェ」が、開催されます。出店にご協力いただいております振興山村の皆様には、感謝申し上げます。
昨年度の実績を見ましても、都内の消費者に対し、山村の産物や魅力を直接アピールいただける良い機会になっているものと考えております。
お手元に開催概要と出店者を記載した資料をお配りしておりますので、ご覧の上、残念ながら、連盟総会の開催とは時期がずれてしまいましたが、ご都合がつく方は、是非、ご来場いただければと思います。
最後に、東京インターナショナル・ギフトショー春2025への出展募集についてです。
令和7年2月12日~14日に東京ビックサイトで開催され、「山の恵みプロジェクト」として振興山村の特産品について共同出展ブースを設置いたします。昨年出店された方からは、多くのバイヤーの関心が得られ、新たな販路開拓に効果的であったと聞いております。
現在、出展者募集中ですので、ご興味がありましたら農林水産省もしくは「山の恵みプロジェクト」事務局へご連絡いただきますようお願いします。