(財)都市農山漁村交流活性化機構(まちむら交流きこう)においては、「平成22年度ヨーロッパ諸国における農山村振興対策事情及びグリーン・ツーリズム調査団」の派遣を計画し、参加者を募集している。 調査団派遣の趣旨、調査事項、実施計画の概要は、次のとおりとなっている。 なお、全国山村振興連盟は、この企画を後援している。 |
I 趣旨 |
我が国の農業は、近年、担い手の減少や過疎化、高齢化が進むと共に、農産物の輸入の急増等国際化が一層進展しており、新たな国際環境に対応出来る力強い農業構造・農業経営の確率と農山村地域の一層の活性化を図ることが緊急の課題となっており ます。 このような情勢の中で、当財団では、農山村の地域リーダー、行政や農業団体関係者等で構成する「ヨーロッパ諸国における農山村振興対策及びグリーン・ツーリズム調査団」を派遣することを計画致しました。 本調査団は、ヨーロッパ諸国における農業の実態や農業・農山村政策及びグリーン・ツーリズムについて調査するとともに、現地の農業関係者と交流を深め、各国の農業・農山村の実情を学ぶことにより、我が国の農業・農山村の振興を図ることを目的 としております。 国際化に対応した我が国農業・農山村地域の基盤強化、地域農業の発展のため、本調査団に参加し、その体験をご活用頂くことをお願い申し上げます。 |
II 調査事項 | |
1 |
イタリアにおけるスローフード運動とアグリツーリズムの実態について |
(1)イタリアにおけるスローフード運動の進捗状況 (2)食品の安全について (3)アグリツーリズムの実態について (4)イタリアの無農薬、有機栽培農業について |
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2 |
トリノ近郊において農家民泊体験(2泊) |
(1) 民泊概要について (2) 民泊経営について (3) 地域特性調査 |
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3 |
スイスにおける山岳農業政策について スイス経済省農業局担当者講義 |
(1)スイス農業の概要について (2)条件不利地域対策について (3)直接支払制度 (4)ベルン都市環境調査 |
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4 |
フランスにおけるグリーン・ツーリズム、野菜直売農家、農家レストラン、大型スーパーの実態、教育ファ−ムについて |
(1)メゾン ドゥ ツーリズムにおける、グリーン・ツーリズムの進捗状況について (2)農家民宿の概要について (3)フランスの農家レストランの実態について (4)フランス国内の大型スーパー視察(フランスでの農産物流通の実態について) (5)教育ファ−ムの概要と受入体制について |
III 実施計画 | |
1 | 調査研修期間 平成22年10月21日(木)〜10月29日(金)9日間 |
2 | 調査国 イタリア、スイス、フランスの3カ国 |
3 | 参加者及び募集人員 |
都道府県、市町村、農業団体等の役職員、農業者、企業関係者等
募集人員20名(最少催行人員10名) |
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4 | 旅行代金 |
一人当たり548,000円(エコノミークラス/2名一室ツイン利用) | |
5 | 視察・研修内容等に対する問い合わせ先 |
財団法人 都市農山漁村交流活性化機構 担当 高橋、小佐井 住所:〒101−0042 東京都千代田区神田東松下町45番地 神田金子ビル5階 TEL:03−4335−1983 FAX:03−5256−5211 |
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6 | 旅行に関する問い合わせ先・申込先 |
旅行企画・実施:近畿日本ツーリスト株式会社 虎ノ門公務旅行支店 グリーン・ツーリズム調査団 担当:川口・柳原・根本 住所:〒105−0001 東京都港区虎ノ門1―1―21新虎ノ門実業会館3階 TEL03−3502−2921 (営業時間:09:30〜17:30/土日・祝日休み) FAX03−3502−2920 |
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7 | 申し込み締め切り期日 |
平成22年9月10日(金) (但し、定員に達した場合には期日前には締め切ります。) |
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8 | お申し込み方法等 |
「参加申込書」に必要事項を記入のうえ、近畿日本ツーリスト(株) 宛てに郵送又はFAXにてお申し込み下さい。 |