山村振興全国連絡協議会(都道府県の山村振興担当課長で組織)の平成17年度北海道・東北ブロック会議が10月13日(木)〜14日(金)の両日、北海道札幌市「ホテルポールスター札幌」において開催された。 会議には、北海道・東北各県から14名が参加し、最初に北海道企画振興部地域振興室地域政策課 真藤邦雄課長から開催地の歓迎挨拶があった。続いて、農林水産省農村政策課 秋葉一彦課長補佐、全国山村振興連盟 木村弘信参事の来賓挨拶があり、東北農政局農村振興課 今村正伸係長が紹介されて議事に入った。 議事内容は次のとおりである。 |
1.平成17年度山村振興関連関係省庁予算概算要求の概要等について | ||
. | 農村政策課 秋葉課長補佐から「平成18年度山村振興関連各省庁予算概算 要求額」の説明と山村振興法改正に伴う主要改正点等の説明が行われた。 | |
2.全国山村振興連盟の活動状況報告について | ||
全国山村振興連盟木村参事から活動状況等について報告が行われた。 | ||
3.各県提出議題について | ||
(1) | 山村基本方針の策定について(北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・福島県) | |
策定作業の進捗状況、配慮規定の追加・拡充等について意見交換が行われた。 | ||
(2) | 山村振興計画の市町村議会における議決について (宮城県) | |
山村振興法には当該市町村議会での議決について過疎法と異なり規定になく、議決は不要ではある。しかし、当該市町村の判断で議決することに問題はないとの説明が秋葉課長補佐からあった。 | ||
(3) | 山村振興計画策定に向けての市町村指導について(青森県) | |
山村の町村は職員が少ないこともあり、計画策定事務を負担に思っているところもあり、どんな指導方法により計画策定を推進するかについて意見交換があった。 | ||
4.平成18年度幹事県について次期開催県は、青森県に決定した。 | ||
翌日は、穂別町の穂別苫小牧森林組合を訪れ、木材加工施設見学後、会議室で横山宏史穂別町長から穂別町の概要、森林組合との連携等の説明を受け会議は終了した。 |