静岡県の山間部、春の訪れを告げる梅の花が川土手に咲く頃、山村は早春の情景となり、道行く人の姿を早春の日差しが暖かく包んでくれる。私はこんな山村が大好きである。 幼い頃母の手に引かれて歩いた村の道を思い出す。こうした情景は山村の宝であり、 「心のふるさと」としていつまでも守りつづけ大切にしたい。