(岡山県知事 石井正弘氏挨拶)
ご紹介をいただきました地元岡山県の知事をしております石井でございます。本日は第23回の全国山村振興シンポジウムが、このように全国各地から皆様方がお集まりのもと盛大に開催をされますことを心からお喜びを申し上げますとともに、地元県民を代表いたしまして心より皆様方の歓迎を申し上げる次第でございます。
また、当岡山県での開催にご尽力をちょうだいいたしました国土庁の照井審議官、また全国山村振興連盟の大河原会長さん初め多くの関係者の皆様方のご尽力に対しましても心から敬意を表する次第でございます。
さて、岡山県は皆さまご承知のとおり晴れの国岡山と言われております。大変温暖な気候と、そして肥沃な土壌に恵まれておりまして、古くから多彩な農業が展開をされてきております。そして、吉備文化という大変豊かな文化が開いた土地でございます。岡山県は以前からございました瀬戸大橋、そして岡山空港、そしてそれに加えて山陽道と中国道という2本の高速道路がございましたが、今年になりましてこれに南北の岡山自動車道が開通をいたしたところでございます。そしてまた、これに加えましてあしたご視察をしていただく予定の県南、県北、にファーマーズマーケット、これは農村の方と都市住民の方との交流の場でございますけれども、これが開園をいたしますとともに7月18日より、いよいよ待望の久しかった倉敷チボリ公園が開園をしたところでございます。このような交流の広域的な拠点施設の整備の花が次々に開いているところでございますが、これに加えまして本県といたしましては情報化政策も推進をしておりまして、岡山情報ハイウエイということで高度情報化に対応した政策も推進をしておりまして、発展のための基盤が次々に整備をされている状況にございます。
本県といたしましてはこれらの基盤を活用して、そして21世紀に向かって岡山県が快適に生き生きと皆さんが生活をすることができるような快適生活圏岡山の実現を目指した新しい長期的なビジョンの策定を今、急いでおります。その基本理念は積極果敢に物事にチャレンジしていこうという創造的な姿勢と、そして人と人、人と自然がともに生きていく、歩んでいくという共生の理念。その創造と共生を基本理念といたしまして諸施策の推進を図っていく所存でございますけれども、とりわけその中でももっとも大切な食に係っており、そして地域に密着をいたしております産業、農林水産業につきましては担い手の減少とか、あるいは高齢化の進行、さらには国際化への対応など多くの課題を抱えておりまして、これらに適切に対処しながら、その振興を図っていくことが必要であるというふうに考えているところでございます。特に県土の大きな部分を占めております山村地域におきましては、過疎、高齢化を初めとする深刻な状況が早くから進行しておりまして、昭和40年の山村振興法の制定以来、国の方の多大なご支援をいただきながら総合的な活性化政策を展開をいたしているところでございます。
申し上げるまでもなく、この山村地域は農林水産物の供給はもとより県土の保全、あるいは環境の保全、さらには伝統文化、郷土芸能の継承など多くの重要な役割を果たしております。生活環境の整備、さらには担い手の育成、そしてまた都市との交流の促進など、総合的な活性化施策を今後一層積極的に展開をしていくとともに、農林水産物の付加価値を高めて、そして雇用の場を新しく創設する、生産から加工、販売までを一貫して行う6次産業化の推進、こういった新しい施策を展開しているところであります。
このようなときにおきまして山村振興の最大の推進役でございます全国の皆様方、市町村の関係の皆様方が一堂に集まられまして山村の再生、活性化のためのシンポジウムを今回開催されますということは、まことに時機を得たものであり、そして意義深いことであると存じ上げる次第でございます。
どうかこの機会を契機といたしまして積極的に活用され、論議を深めていただきまして、お互いの交流と情報交換を通じまして、それぞれの地域におきます山村の活性化に役立てていただきますように心から念願を申し上げる次第でございます。
終わりになりましたが、このシンポジウムの成功と全国山村振興連盟のますますのご発展、さらにはご出席の皆様方のご健勝をこころよりご祈念を申し上げながら、地元代表としての歓迎のご挨拶とさせていただく次第でございます。本日はまことにありがとうございました。
(岡山県議会副議長 井出紘一郎氏挨拶)
ご紹介をいただきました私、岡山県議会副議長の井出と申す者でございます。県議会を代表いたしまして一言ご挨拶を申し上げます。
本日は全国山村振興連盟会長大河原先生を初め全国各地よりお集まりの皆さま、ようこそ晴れの国岡山へいらっしゃいました。心よりご歓迎申し上げます。また、ご参会の皆様方におかれましては、平素から山村振興にご尽力をいただきまことにありがとうございます。心より敬意と感謝を申し上げる次第であります。
さて、山村地域を取り巻く環境は若者の流出にともなう後継者難、高齢化並びに長引く不況により林業などの産業の低迷など非常に厳しいものがあります。こうした中で本日のようにシンポジウムを開催され、これからの山村のあり方や地域づくりの方向を検討することは大変意義あることと思うのであります。どうか皆様方におかれましては本日のシンポジウムを契機といたしまして、今後より一層山村振興にご尽力を賜りますようお願い申し上げます。
岡山県議会といたしましても、関係機関と協力して、農林水産物の6次産業化を積極的に進めるとともに、都市と農村の交流促進を図ってまいる所存であります。その表れが岡山県の南北に今春完成いたしました岡山ファーマーズマーケットであります。あすから皆様サウスビレッジの方にご視察に行かれるとお聞きしております。どうかこの施設のよさを十分体験されまして、岡山県に対するご理解を深めていただきたいと思います。
最後になりましたが、本日からあすにかけて行なわれますこのシンポジウムが成功裏に終えられ、その成果が今後の山村振興に大きく活かされますこととあわせてご臨席の皆様方のご健勝とご多幸を祈念いたしましてお祝いのご挨拶といたします。
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