平成31年2月の理事会における佐々木理事挨拶要旨

【佐々木 隆博 理事(衆議院議員)の挨拶要旨】

立憲民主党で副代表をさせていただいています北海道出身の佐々木です。

対象県の方もおられますが、豚コレラの蔓延の兆候がありまして、イノシシから発生しましたが、どうも豚の流通の方にも少し拡がっていってしまっていて、我々も早急に対策を講じなければならないと思っています。鳥獣被害だけでなく、これは流通の方にも大きく係わってくる問題で、それこそ災害の一つでありますので、与野党を挙げてしっかり取組んでいきたいと思います。

実は、今年は国連「家族農業の10年」のスタートの年です。「国際家族農業年」を一度国連で決めたわけですが(2014年)、不十分だということで今年からまた10年かけて、家族農業をもう少し大切にしようということを再確認しようということになっています。何故家族農業かと言いますと、今、どうしても大型化をしていく中で三つ忘れられかけているものがあるのではないか。それは食の安全と環境とコミュニティで、それをしっかり守っているのは誰かというとそれは家族農業ではないかということで、大型化することだけが全てではありません。昨年の暮れ、私は農林水産委員会に所属していますが、乳価を決める委員会の際、実は初めてですが、全ての政党の皆さんが規模拡大の限界、家族農業を大切にしなければいけないということを主張されました。

そういった意味では、山村は家族経営のモデル、コミュニティのモデルでありますので、是非そういった視点もしっかり取り入れていく仕組みを作っていきたいと思っています。皆さんのご指導をいただきながら取り組んでいきたいと思います。