平成30年7月の理事における佐々木理事挨拶要旨

【佐々木隆博 理事(衆議院議員) 挨拶要旨】

私は野党ということもありますが、今回、森林環境税が創設されることになり、順次、皆さんへの交付金が増えていくことになるのですが、私はこれを大きな転換点にしたいと思っています。

今まで、農林漁業全てがそうですが、業と地域とが切り離された対策になっていた。それを一体化して進めていくべき時にきているのではないかという風に思っています。農業で申し上げれば、私達は個別所得補償と申し上げていますが、今の担い手対策と農地・水管理対策等の日本型直接支払いを一体化する。業を通じて環境を良くしていく仕組みを考えていく必要があるのではないかと思います。林業においては環境配慮型が進められ、漁業において「積立ぷらす」(漁業経営安定対策事業)ということで地域対策と漁業を一緒に進めることを既に行っていますが、これをさらに増やしていく、充実させていくという仕組みにして、地域を守ることと業を守ることを一体化していくような仕組みにできるだけシフトしていく必要があるのではないか、と思っています。そういうこともしっかりと提言させていただきたいと思っています。

山村の皆さんの意見をしっかり受け止めながら、我々もしっかり国会の中で対応していきたいと思っています。今後ともご指導いただきますようよろしくお願いします。