平成30年7月の理事における宮下理事挨拶要旨

【宮下一郎 理事(衆議院議員) 挨拶要旨】

地方創生の正に原動力として皆さんには大きなお力をいただいておりまして、心から敬意と感謝を申し上げたいと思います。

今、日本は人口減少期に入って過疎地域をどうしていくか、正に日本の存続に係るそのことを担っているのが皆さんであるとの思いを強くしております。

森林環境税及び森林環境譲与税が創設されることとなり、31年度からは「新しい森林管理システム」がスタートすることになります。これは新たな夜明けだということで、これをしっかり活用していくことが必要ではないかと思います。森林環境譲与税は人口割りで都会の皆さんにも配分されますが、これは環境教育とか木材の需要創出とかそういう森林に係るものに使って欲しいということでして、是非、既に動きが始まっていますが都会の皆さんと山村地域が連携して多くの皆さんが森林地域・山村で多くを学ぶ、森林の管理についても都市部のお金を還流して使っていただく、いろんな知恵を出して、山村をさらに元気にしていく原動力にしていただければと有難いと思います。

私は今、議員として様々な活動をしています。山村を含めた農山漁村に子供達を一週間程度滞在するということを応援する議員立法を作ろうという活動をしています。

また、人口急減地域を限定して新しい法人格を作ってはどうかという勉強も、細田博之会長を中心に進めています。山仕事が大変だ、農作業が大変だ、なにかと忙しい、そういう時に飛んで行って助けて下さる人を生活を安定させて地域で暮らしてもらう、そういう人を増やしていってはどうかという検討です。

使える知恵は何でも使って、山村を元気にするためにも、皆さんのご指導をいただきたいと思います。山村振興連盟の皆さんが中核となって益々ご活躍いただきたいと思います。