平成29年7月の理事会における竹﨑会長代行挨拶要旨

【竹﨑会長代行挨拶要旨】

皆さん、おはようございます。会長代行を仰せつかっています熊本県芦北町長の竹﨑でございます。

宮腰会長がEUの方に経済連携協定に関する交渉のために今出向かれておられまして、皆様方にくれぐれもよろしくお伝えしてくれとのことですので、おつなぎ申し上げたいと思います。

本日は29年度の第1回理事会を開催いたしましたところ、台風3号の影響の下、あるいは前線の活発化に伴う大変な気象であったわけですが、全国から役員の皆様方にはご出席を賜り誠に有難うございました。心より感謝申し上げます。また、国会議員の理事の宮下先生におかれましても、本当に政務お忙しい中ご隣席賜りましたことに厚く御礼申し上げます。さらには、日ごろからお世話になっております関係省庁の幹部の皆様方も駆けつけてきていただいております。心より感謝申し上げる次第です。

言うまでもないことですが、我々山村を取り巻く環境は大変厳しものが依然としてあるわけでありまして、私どもは新しい山村振興法の下、活性化の努力をさらにしてまいらなければならないと思っているところです。

当連盟は、我々山村地域の首長と国会議員の先生方が一緒になって山村地域の振興を図っていく団体です。その活動内容においては、予算の獲得、税制改正要望等のための要請活動など幅広いものです。29年度におきましても、山村活性化を図るため、山村活性化支援交付金の増額がみられたほか、インバウンド消費の恩恵を山村地域でも享受するために必要な農泊推進の予算の計上、「中山間地農業ルネッサンス事業」など、新たな視点でのありがたい予算も措置されました。

平成30年度予算につきましても強力な要請活動を行い、財政事情の厳しい中ですが、我々山村関連予算の充実に向けて共に頑張ってまいりたいと思います。

また、年末の税制改正大綱においては、我々長年の悲願でありました森林環境税が実現の方向での検討がなされることが決定されました。国会議員の先生方また関係省庁の皆様に心から御礼を申し上げます。なお、また細かい点での調整が必要と伺っていますので、さらに我々も努力を傾注してかなければならないと思っています。今後も引き続けき山村振興のため共に頑張らせていただくことを切にお願い致します。

本日の理事会の議題は、当連盟の28年度の事業及び決算報告並びに平成30年度概算要求を控えての我々の要請活動の内容の審議でございますどうぞよろしくお願します。

最後になりましたが、前理事の衆議院議員の吉野正芳先生におかれては復興大臣に就任されました。山村地域のことを良くお分かりいただいている先生です。さらなるご活躍をご期待申し上げるところです。