平成29年7月の理事会における宮下理事挨拶要旨

【宮下一郎 理事(衆議院議員) 挨拶要旨】

皆様方にはいつも暖かいご指導ご支援をいただいていますこと、心から感謝申し上げます。また、今日は宮腰会長が日EUのEPA対応ということでご欠席されていますが、この日EUのEPAにおいても豚肉、チーズ等に木材、構造集成材の貿易をどうするかということ大きな課題でありまして、我々自民党としても昨日その対策本部の名前をもって安倍総理に申し入れを行いまして、この木材についても国内での再生産が可能なような状況をしっかり確保した上で交渉して欲しいということを申し入れさせていただきました。

地方創生、引き続き私は一番この政権にとって重要な施策だと考えておりますが、山村が元気にならなくて地方創生はありえないという思いでありますし、そのためにも森林環境税のしっかりした早期実現、そして山元の皆さんにしっかり予算を確保してい事業をしていただくこと、また、農泊の話が先ほどもありましたが、これから人口減少期に入る日本の一つの生きる道は山村の素晴らしい景観も含めて全世界の皆さんに日本のすばらしさを満喫していただくこと、ようやく去年は2千数百万人というところですが2020年に4千万人、その後は6千万人を目指して頑張っていこうというときに、既存の観光地だけではこれを受け止め切れません。やはりもっと地方がこうした受け皿となって素晴らしい交流・体験をしていただく、そのためにも山村にその体制整備をして受け入れていただかなければいけないと思っています。

また、山村に関連してということであれば、昨年10月に自民党に新にできた組織「中山間地農業を元気にする委員会」の初代委員長を拝命しました。その事業として、「中山間地農業ルネッサンス事業」という新たな事業をを立ち上げて、平成29年度予算では優先枠400億円で、約10の事業をパッケージ化してスタートしました。これから中山間地の農業とまた林地も含めて共に発展していく道筋を皆さんの知恵を集めてしっかり支援をしていきたいと思っていますので、そういった面からのご指導を賜ればと思っています。

皆様方の充実した審議を通じて前向きな施策がしっかり策定され、我々がそれをしっかり応援をしていくことをお誓いしてご挨拶とさせていただきます。