令和3年10月の理事会における中谷会長挨拶要旨

山村振興連盟の総会開催誠におめでとうございます。
会長を務めておりましたが、この程、国際人権問題担当の内閣総理大臣補佐官に任命されたため、会長を辞任させていただきました。吉野正芳先生に会長代行を務めていただくことにしました。
このポストは、中国の香港やウイグル自治区における人権侵害に隣国の日本としても看過できないということで、世界的な人権擁護という流れの中で我が国がどう対応していくかというようなことを担当します。
山村に関していえば、最近人手不足で、外国人労働者が農業とか林業でも活用されるケースもあります。こういった方々の受入れとか対応とか、こういった問題もありますので、山村の人手不足の解消のためにも活動し易くなるようにということで頑張っていきたいと思います。。
地方創生ということで、関係省庁の努力で山村の状況も成果、効果が出てきつつあります。私の地元の大川村におきましては、人口4百人ですが、移住者、地域おこし協力隊員に来ていただいて、議員に立候補し当選された方、現地で結婚をして出産した方もいます。その子が幼稚園に入り、しばらく幼児ゼロという村だったのですが、久しぶりに幼稚園に園児がいるということで、非常に村全体が明るくなってきつつあります。
1.5次産業とか6次産業とかアンテナショップとかいわれていますが、直販ができ、ネットで販売できるということで、山村の特色を活かした地域づくりができつつあるのではないかと思っています。
先の選挙で運動中、私の選挙カーが山道の小石を踏んで車がパンクしてしまいました。携帯電話が通じないということで大変往生しました。携帯電話が通じないということは、大変支障があるというわけでして、まして、そこにお住まいの人々にとっては死活問題です。ネットでの販売もできるし、山村における一番切実な問題だと思います。
こういった問題やバスの問題とかまだまだ課題は沢山ありますので、大いに皆様方の力を結集していただき、政府としてもそれに対応できるよう皆様と力を合わせて全力で頑張っていきたいと思っています。今度とも皆様のご支援をいただいて山村振興対策を充実するよう頑張ってまいりますので、よろしくお願い致します。