自由民主党山村振興特別委員会開催される(H31.2.15)

自由民主党山村振興特別委員会(委員長:金子恭之 衆議院議員)が、平成31年2月15日(木)午前8時から自民党本部号702室において、「平成31年度山村振興関係予算概算決定等について」を議事として開催された。
全国山村振興連盟からは竹﨑一成 会長代行、庵逧典章副会長及び上遠野 修副会長の3人の町長及び實重重実 常務理事が出席した。
進藤金日子 事務局長の司会により議事が進められ、最初に金子恭之 委員長の挨拶、中谷 元 全国山村振興連盟会長の挨拶があった後、議事に入った

議事 平成31年度 山村振興関係予算概算決定等について

1.関係省庁からの説明。

「平成31年度 山村振興関係予算概算決定等について」の資料に基づき説明があった。
農林水産省から、2月19日~22日に東京ビックサイトで開催される「山の恵みマッチング」(地域資源を活用した特産物の販路拡大を目指す山村地域の参加者と都市部のバイヤー等との商談会)の状況について説明があった。

2.全国山村振興連盟からの要請等

3人の会長代行及び副会長から次のような要請等を行った。

〇 竹崎会長代行(熊本県芦北町長)
補正予算・31年度予算・税制特例の延長にお礼を申し上げる。
山村地域における移住者・関係人口の増加という課題に取り組む上で、社会基盤
の整備を含め各種施策についての国の支援が重要であるので、地域の努力が実を
結ぶよう力添え願いたい。

〇 庵逧副会長(兵庫県佐用町長)
太陽光発電について業者が土地を買い入れて使用しているが、耐用年数が経過し
たとき発電施設の撤去費用が積み立てられていなければ虫食い状態になって環
境が荒廃するおそれがある。撤去費用を義務的に積み立てていく制度を検討い
ただきたい。

〇 上遠野副会長(茨城県城里町長)
自動車の自動運転システムについて、山村地域から普及していくようにしていた
だきたい。交通の難しさが解消すれば、山村は住みやすい地域になる。東京では
なくて、まず山村地域から自動運転ができるように、規制緩和をしていただきた
い。

3.山村活性化対策の取組の現状

仁科洋一 山形県小国町長から次のような説明があった。
小国町では地域総合商社を立ち上げることとし、経営戦略責任者(CSO)を年俸1,000万円で公募した。400人の応募の中から、新潟県出身46歳の元社長を採用した。31年度中に地域総合商社を設立し、小国町ならではの「稼ぐ」仕組みを構築したい。また現在、山村活性化支援交付金により、町の特産品を活用して、わらび餅、椎茸菌床栽培セットなど売れるお土産品を開発中である。

4.質疑・意見交換

次のような事項について、質疑・意見交換が行われた。

① 地域おこし協力隊員の移住や起業の状況
② エアコン設置に対する国の支援
③ 鳥獣被害対策の強化
④ 森林環境譲与税の使途
⑤ 山村活性化支援交付金予算の確保
⑥ 自動運転車の山村地域からの発進・普及
⑦ 太陽光発電パネル等再生利用エネルギー施設の撤去費用の積立
⑧ 山村地域での木質バイオマス等の発電事業の所管省庁

なお、平成31年度山村振興関係概算決定額については、2月15日号の山村
振興情報に掲載していますが、当日配布された資料のうち参考資料の一部を本号
に掲載します。
掲載する資料は次のとおりです。

〇 平成31年度 山村振興関係予算の概要(農林水産省)
〇 山村活性化支援交付金(農林水産省)
〇 平成31年度 林野庁関係予算の全体像
〇 林野成長産業化総合対策(一部公共)
〇 携帯電話等エリア整備事業の概要(総務省)
〇 高度無線環境整備推進事業(総務省)
〇 ケーブルテレビ事業者の光ケーブル化に関する緊急対策事業(総務省)
〇 地域ケーブルテレビネットワーク整備事業
〇 公衆無線LAN環境整備支援事業
〇 地域IoT実装総合支援
〇 地域おこし協力隊の推進に要する経費(総務省)
〇 「おためし地域おこし協力隊」の創設
〇 国土交通省における山村振興関係予算(国土交通省)
〇 「小さな拠点」形成のための既存施設を活用した生活機能等の再編・集約へ
の支援(国土交通省)
〇 文部科学省 2019年度予算(案) 山村振興関係予算①、②
〇 文化庁 2019年度予算(案) 山村振興関係
〇 平成31年度山村振興関係概算決定学区(厚生労働省)
〇 山村振興関係予算について(経済産業省)
〇 小規模事業対策推進事業(経済産業省)
〇 国内・海外販路開拓強化支援事業(経済産業省)
〇 地域で自立したバイオマスエネルギーの活用モデルを確立するための実証事
業 (経済産業省)
〇 平成31年度山村振興関係予算主要事業一覧(環境省)
〇 平成31年度山村振興関係予算案(内閣府)