平成30年2月の理事会における松本地域振興課長挨拶要旨

松本雅夫 農林水産省地域振興課長 挨拶要旨】

北海道、北陸をはじめ全国の豪雪による被害状況は定かではありませんが、被害状況の把握に努め、対策について考えて参りたいと思います。

農林水産施策に関しましては、平成30年度予算概算決定において補正を含めて約2兆7千7百億円を計上しているところです。山村活性化支援交付金は7.8億円を確保しました。これにつきましては、全国から沢山の要望をいただいているところ、卒業生も出るため今年は余裕があり、まだ受け付けることも可能ですので、いい地区がありましたらご推薦いただきたいと思います。その中で、若い人の感性を活かすということについて、地域おこし協力隊と地域の人たちが一体となって交付金をうまく活用するという例が出てきています。この交付金はソフト活動の支援を中心にしていますが、平成29年度に創設されました中山間地農業ルネッサンス事業の優先枠400億円の中でいろんな加工施設等の整備も対応できますので、山村活性化支援交付金とこの中山間地農業ルネッサンス事業とをうまく組み合わせながら山村振興を進めていきたいと思います。