令和4年11月の通常総会における奥野自由民主党山村振興特別委員会委員長挨拶

国会議員を代表して一言ご挨拶申し上げます。
全国山村振興連盟の通常総会が盛大に開催されますこを心
よりお祝い申し上げます。
貴連盟の国会議員の先生方、市町村長、関係団体の皆様におかれましては平素から山村振興にひとからならぬご尽力をいた
だいていますことにこの場をお借りして感謝申し上げます。
皆様ご承知のとおり、ロシアの仕掛けたウクライナ戦争に
基づいて原油・エネルギーの価格が上昇し、また、日本独特ではありますが、このところ少し経済力が低下しているために
か円安や続いているという状況でございます。
このような中で、様々なところに色んな問題が出ておりま
して、生活物資・原材料の価格が上昇し、山村の生活にも多大な影響をもたらしていると感じます。
政府として様々な支援策を講じておりますが、今国会に提出される補正予算では20兆1千億円という大きな額を予算化して様々な支援策を講じていきたいと考えています。
本日ご列席の皆様方には支援策を十分活用していただき、地域における色々な課題、それぞれ違った課題をお持ちだと思いますが、その課題に対応していただきたいと思います。
そのような中で、このような目の前の課題への対応だけでなく、長い目で見て明かるい未来を作る施策を同時に進めているところであります。先ほど金子副会長もおっしゃっていましたけれども、デジタル技術を駆使して地方の思いと都市の活力を同時に実現するデジタル田園都市国家構想というものを推進させていただいています。
また、農林水産業を成長産業化することによって、美しい山村地域の伝統文化を守り、活力ある地域を作っていきたいというのも我々の基本的考え方であります。
森林環境譲与税の活用等による森林整備の促進、さらに国産材供給体制の構築、治山対策等を確実に実施していきたいと考えています。
これらの取組を積極的に進めていく中で、山村地域の皆様の一層のご支援、ご協力をお願いする次第でもあります。
貴連盟及び会員の皆様のご健勝、ご発展をご祈念申し上げまして、私のご挨拶とさせていただきます。