全国山村振興連盟メールマガジンNO204

全国山村振興連盟メールマガジンNO204

 

2022.12.16

全国山村振興連盟事務局

  • 令和4年度山村振興全国連絡協議会北海道・東北ブロック会議の概要についてについて

 

令和4年度山村振興全国連絡協議会北海道・東北ブロック会議の概要は、以下のとおりでした。

 

令和4年度山村振興全国連絡協議会北海道・東北ブロック会議が11月22日火曜日 10時から12時、ZOOM によるWEB会議により開催された。

会議には北海道・東北ブロックの各県、農林水産省、東北農政局、全国山村振興連盟から担当者が出席した。

開会に当たり、山形県農林水産部農村計画課 草大輔課長から、「各地で災害による被害が生じていることに加えて、人口減少、ウクライナ問題などもあり、情勢は激変している。山形県では、令和3年に策定した「第4次農林水産業元気創造戦略」に基づき、取組みを進めている。各道県においても、農林水産業に関する施策を進めておられるので、理解し合うことが有益と考える。

新型コロナ・ウィルスの影響で、このブロック会議は3年開催されなかったが、本年はWEBで開催できたので、意見交換をしていきたい。」旨の挨拶があった。

 

会議の内容は、次の通りとなっている。

 

1 山村振興に関する中央情勢等について

農林水産省農村振興局地域振興課 山之内留美子課長補佐及び佐々木智係長から、資料に基づき、①令和5年度山村振興関係予算の概算要求、②山村振興活性化交付金、③山村振興計画等についての説明があった。

また同課佐藤方行係長から、「山村振興計画作成・変更の手引き」について説明があった。

 

2 全国山村振興連盟の活動状況等について

全国山村振興連盟實重重実事務局長から連盟の活動状況につき報告があり、 「来年度の予算・施策要望については、食料安全保障など地球規模の課題に対処する上での山村地域への施策の強化を重点項目とするとともに、従来からの新型コロナ・ウィルス対策、デジタル化をはじめとする革新技術の導入対策などについて要請している。」との説明があった。

 

3 東北管内の山村振興対策の取組等について

東北農政局農村振興部農村計画課平塚英樹課長補佐から、東北管内の山村振興対策の取組等に関し、山村活性化支援交付金のスケジュール、活用実績等について説明があった。

 

4 各道県の山村振興対策の取組状況等について

各都県において作成された「山村振興対策の取組状況等について」という資料に基づき、各道県における山村振興に関する施策の取組状況、その他山村振興対策に関する課題等について説明があった。

 

5 質疑、意見交換等

以上の議題に関する質疑応答があったほか、開催県である山形県から、①振興山村の振興・活性化のための部局間連携による取組について、②振興山村地域等の活動に係る情報発信等について、という2つの質問事項が提起され、これに基づき各県の対応状況などについて意見交換が行われた。

 

6 次年度の役員選出・幹事県について

次年度の山村振興全国連絡協議会役員(副会長)として北海道を推薦することとし、ブロック幹事県として福島県が選出された。

 

 

○「モクレポ~林産物に関するマンスリーレポート~」12月号について

 

林野庁企画課から連絡があり、林野庁HPにて「モクレポ~林産物に関するマンスリーレポート~」12月号が公表となったとのことです。

 

12月号では、令和3年度における森林環境譲与税の取組状況や、大分県で開催された全国育樹祭について特集しています。

 

【モクレポ~林産物に関するマンスリーレポート~】

https://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/toukei/monthlyreport.html