全国山村振興連盟メールマガジンＮＯ１８９

２０２２．８．２６

全国山村振興連盟事務局

１　自由民主党農林合同会議で政策要望。農水省から概算要求を説明

8月24日（水）14時から、自由民主党本部において「農林・食料戦略調査会、農林部会、農政推進協議会合同会議」が開催されました。

会議においては、野村哲郎新農林水産大臣の挨拶の後、進藤金日子農林部会長代理の司会のもと、

に関する農林水産省からの説明が行われ、

当連盟も「令和5年度山村振興関連予算・施策に関する要望書」を提出して要請を行ったところです。

当日配布された資料のうち「予算概算要求の重点事項」は別添のとおりですが、農村振興・森林関係の主な事項については、次のような概算要求額となっています。

〇農山漁村の活性化（資料ｐ２1から「７」として掲載）

1 農山漁村振興交付金 138億円（前年度98億円）

最適土地利用総合対策、中山間地域等におけるデジタル技術活用の推進、農村型地域運営組織（農村ＲＭＯ）の形成の推進、農山漁村発イノベーションの推進等を含む。

２農業農村整備事業（公共事業） 3933億円（前年度3322億円）

３鳥獣被害防止対策とジビエ利活用の推進 127億円(前年度101億円)

４日本型直接支払の実施

５中山間地農業ルネッサンス事業(一部公共事業) 495億円（前年度407億円）

〇カーボンニュートラル実現に向けた森林・林業・木材産業によるグリーン成長

（資料ｐ２4から「８」として掲載）

1 森林・林業・木材産業グリーン成長総合対策 155億円（前年度116億円）

うち

・林業・木材産業循環成長対策　118億円（新規）

・林業デジタル・イノベーション総合対策 32億円（新規）

・森林・山村多面的機能発揮対策 15億円（前年度14億円）

2 森林整備事業(公共事業) 1478億円（前年度1248億円）

3 治山事業(公共事業) 734億円（前年度620億円）

2　農業農村情報通信環境整備に関するテレビ番組等について

農業農村情報通信環境整備推進体制準備会（事務局：農林水産省地域整備課）より、8月25日、「NHKおはよう日本」にて「たつの市のスマート田んぼダムへの取り組み」についての放映があったので、関心のある方に見ていただきたいとのことです。

また、７月から募集されてきましたサポート希望につきまして、本日８月26日が締切りとなっており、改めて周知したいトのことですので、よろしくお願いします。